最近よく耳にする「シニア世代」という言葉。
年齢的には、確かに当てはまるのかもしれませんが、正直なところ、
急に年寄り扱いされたような気がして、違和感を覚えることがあります。
実は若い頃の私も、「お年寄り」と聞くと、年齢でひとくくりにして漠然と同じイメージで捉えていたように思います。
でも、実際に自分がその年代になってみて、60代とひとことで言っても、考え方も、好みも、暮らし方も本当に人それぞれだと強く感じるようになりました。
同じように感じている人は、意外と多いのではないでしょうか。
60代と一言でまとめられることへの違和感
アンケート調査などを見ていると、年代が10代・20代・30代・40代・50代・60代以上と分けられていることがよくあります。
でも、60代から90代までを「同じ世代」として扱うのは、やはり無理があると感じてしまいます。
60代になりたての今の私と、90代の親世代では、
- 育ってきた時代
- 価値観
- 好み
- 生活スタイル
どれをとっても、まったく違います。
デジタル機器は「苦手な世代」ではない
「シニア=デジタルが苦手」そんなイメージを持たれることもありますが、これにも違和感があります。
私たち60代は、
- 仕事でパソコンを使ってきた
- メールや資料作成は当たり前
- デジタル化の過渡期を現役で経験してきた
世代です。
確かに、新しいサービスに戸惑うことはありますが、それは年齢というより、使う必要があるかどうかの違いなのかもしれません。
おしゃれや価値観も、親世代とは違う
私たちは、20代の頃はいわゆるバブル時代。ファッションや流行の変化を楽しみ、「おしゃれをすること」が特別なことではなかった世代でもあります。
だからこそ、60代になったからといって、急に「地味に」「年相応に」と言われると、少し戸惑ってしまうのです。今も、
- 似合う服を選びたい
- 流行もほどよく取り入れたい
- 外に出る楽しみを大切にしたい
そう思う気持ちは、自然なことだと感じています。
「まだ若い」と言いたいわけではない
誤解されたくないのですが、「私は若い」と言いたいわけではありません。体力の変化も感じますし、無理がきかなくなった実感もあります。
ただ、一括りにされることへの違和感を言葉にしたいだけなのです。60代になりたての今は、「若者」でも「高齢者」でもない、ちょうどその間にいるような感覚。
新しい世代の入口に立っているだけ
60代は、何かが終わった世代ではなく、新しいフェーズに入った世代なのかもしれません。
体と向き合いながら、好きなことも続けて、無理せず、でも諦めず。そんな暮らしを、自分なりにつみあげていく時期。
そして今は、これからの毎日を心地よく過ごすために、体のメンテナンスを意識し始める大切な岐路なのだと感じています。
「シニア」という言葉に少し違和感を覚えるのは、まだこれからを生きていく途中だから。そう思える今を、大事にしたいと思っています。

