写真を撮る機会が増えてから、自分の表情をじっくり見ることも多くなりました。
そんな中で、あるとき写真に写った自分の笑顔を見て、「昔と少し違うかも」と感じたことがあります。
笑っているつもりなのに、どこか口元だけで笑っているように見えたり、思っていたより表情がかたく見えたり。鏡を見ているだけでは気づかなかった変化でした。
それからは、写真を撮るときに口元だけではなく、目元や顔全体の表情も少し意識するようになりました。
この記事では、60代になった私が写真をきっかけに気づいた笑顔の変化と、自然な表情で写るために自分なりに意識するようになったことを書いてみたいと思います。
口だけの笑顔に違和感を覚えた瞬間
これまで私は、写真を撮るときは「口角をしっかり上げて、目を少し見開く」ことを意識していました。
若い頃からの自分なりの写り方で、とにかく明るく、はっきり笑う。それが自分にとって一番きれいに写る方法だと思っていたのです。
ところが、最近の写真を見返していると、少し違和感を覚えるようになりました。
口元はしっかり笑っているのに、目元を見ると笑っていないように見える。口角を意識して上げれば上げるほど、ほうれい線が目立つように感じることもありました。
「笑っているのに、なんだか表情がかたい」そんな自分の写真を見たことが、これまでの笑い方を少し変えてみようと思ったきっかけでした。
目元を意識してみたら、表情が変わった
そこで意識してみたのが、「目元」です。大きく見開くのではなく、ほんの少しやわらかく細める。
楽しかった瞬間を思い出しながら、口よりも先に、目元をゆるめる。すると、不思議なことに表情全体がやわらかくなりました。
口を大きく上げなくても、目がやさしくなるだけで、自然と笑顔になっている。心から笑っているときの顔に、少し近づけた気がしました。
60代の今、私が意識していること
今、写真を撮るときに意識しているのは、とても簡単なことです。
- 口角を無理に上げすぎない
- 目元をやわらかくする
- 一度、深呼吸してから笑う
以前のように、はっきり大きく笑おうとするのではなく、少し力を抜くことを意識するようになりました。
「いい笑顔を作ろう」と頑張るよりも、「今、この瞬間を楽しもう」と思っているときのほうが、私の場合は自然でやわらかな表情に写るように感じています。
年齢を重ねた今は、華やかに見せることよりも、落ち着いた自然な表情で写真に写れたらいいなと思うようになりました。
無理に若く見せようとするのではなく、今の自分らしい笑顔で写真に写る。そう思えるようになったことも、60代になって感じている変化のひとつです。
若い頃と同じ笑顔を目指さなくなった
以前は、写真に写るなら若い頃と同じように、はっきりと笑ったほうがいいと思っていました。
でも、自分の写真を何度も見るうちに、今の顔には今の表情があるのだと思うようになりました。
目元のやわらかさや、笑ったときにできるシワも含めて今の自分です。無理に昔の笑い方に戻そうとするより、力を抜いて自然に笑うほうが、今の私にはしっくりきます。
笑顔に自信が持てると、外に出たくなる
自分の笑顔に以前ほど違和感がなくなってから、写真を撮られることへの苦手意識も少しずつ薄れてきました。出かけた先で写真を撮ってもらうことも、以前より素直に楽しめるようになった気がします。
私の場合、気持ちに余裕があるときほど、表情も自然にやわらかくなるように感じています。だから最近は、「きれいに笑わなくては」と意識しすぎないことも大切にしています。
若い頃とは顔も表情も少しずつ変わってきました。でも、それは自然なこと。今の私の顔で、今の私らしく笑えたらそれでいい。そう思えるようになったことも、60代になった今の小さな変化のひとつです。
