60代の体を冷やさないために、手放せなくなったもの

60代になってから、「冷え」が体に与える影響を以前よりも強く感じるようになりました。

特別な不調があるわけではなくても、体が冷えると、手のこわばりが出たり、動き出しがつらく感じたり。そんな小さな違和感が増えてきたように思います。

今の私が大切にしているのは、寒さを我慢しないこと。体を冷やさないために、日常の中で自然に続けられる工夫を取り入れることです。

今回は、そんな中で「これはもう手放せない」と感じているあたたかい道具や習慣について、まとめてみようと思います。

目次

体を冷やさないことを意識するようになった理由

60代になってから、体の冷えを以前よりも身近に感じるようになりました。

特別な不調があるわけではなくても、体が冷えると、手のこわばりが出たり、動き出しがつらく感じたり。そんな小さな違和感が、少しずつ増えてきたように思います。

若い頃は、多少寒くても我慢すれば何とかなる、そんな感覚で過ごしてきました。けれど今は、無理をすると、そのあとに体調として返ってくることが増えました。

「冷えは我慢するもの」ではなく、「整えてあげたほうが楽になるもの」。そう考えるようになったのは、こうした日常の積み重ねがあったからだと思います。体を冷やさないように意識することで、動き出しが少し楽になったり、気持ちまで落ち着くように感じたり。大きな変化ではありませんが、「今日は少し過ごしやすいな」と思える日が増えてきました。

だからこそ今は、特別な対策を頑張るのではなく、寒さを我慢しないこと、そして、無駄に温めすぎないこと。そのバランスが大切かもしれません。

手放せなくなったあたたかい道具たち

我が家は、古い戸建て住宅です。冬は時間によって日が差し込むこともなく、基本的に寒い家だと感じています。

家事以外の時間は、リビングにあるパソコンの前で、ポチポチと作業をしていることが多く、じっと座っていると、どうしても冷えを感じやすくなります。

最近は光熱費も高くなり、一人で過ごす時間は、できるだけ暖房をつけずに過ごしたいと思うようになりました。とはいえ、寒さを我慢するつもりはありません。

夕方や、家族がリビングに集まる時間には、迷わず暖房をつけています。みんなで過ごす時間は、部屋全体が暖かいほうが、自然にくつろげると感じるからです。

一人のときは、部屋全体を暖めるのではなく、冷えやすいところだけをミニマムに温める。そんな使い分けを意識するようになりました。

そこで、自然と手放せなくなったのが、「部分的に、やさしく温めてくれる道具たち」です。

湯たんぽ

いちばん出番が多いのが、湯たんぽです。アフタヌーンティーで見つけた、
もこもこカバーの、かわいいハリネズミ形の湯たんぽは、私の冬の必須アイテムになっています。

普段は、膝の上に置いて、その上から毛布を掛けて使っています。電気とは違う、じんわりとした自然な温もりが、とても心地よく感じられます。

寒い夜には、そのままお布団の足元に入れて眠ることもあります。体をやさしく温めてくれる存在で、手放せないアイテムのひとつです。

一人こたつ

デスク仕事をしていると、冷えを感じやすいのは、やはり足元です。一人用の足元ヒーターは、部屋全体を暖めなくても、足元だけを効率よく温めてくれるので、とても重宝しています。

以前は、パネル式のヒーターを使っていましたが、前側だけが暖かく、後ろはスースーと冷えるのが気になっていました。

そこで、くるんと足元を包み込むドーム式のパネルヒーターに買い替えました。

中に足を入れて使うのですが、まるで「一人こたつ」のような温かさ。足元がしっかり暖まると、体全体も楽に感じられます。

一人用毛布

一人用の毛布は、秋口から冬にかけて、毎年つい一枚買ってしまうアイテムです。

不思議なことに、新しい毛布は、毛並みがふんわりしていて、より温かく感じられます。

絵柄もかわいいものが多く、見るたびに気分が上がるのも、つい手に取ってしまう理由かもしれません。

肩に掛けたり、膝に掛けたりと、使い道もいろいろ。我が家では、寒さを感じたときの心強い味方として大活躍しています。

買ってよかったもの|脱衣所の温風器具

今年、「これは本当に買ってよかった」と感じたのが、脱衣所に置いた電気温風器具です。

冬場のお風呂で、いちばんの難関だと感じていたのが脱衣所でした。暖かい部屋から移動すると、一気に体が冷えてしまい、ヒートショックの心配もある場所だと感じていました。

入浴前に少しだけ脱衣所を温めておくだけで、服を脱ぐときの寒さが和らぎ、お風呂上がりも、急に体が冷える感じが減ったように思います。

部屋全体を暖房で温めるほどではないけれど、この場所だけは冷やしたくない。そんなポイントを、短時間で温められるところが、今の暮らしにとても合っていました。

あまりの良さに父母の家にも同じものを買ってあげました。

体を冷やさないことは、大げさな対策をすることではなく、「冷えやすい場所を、先回りして整えること」。脱衣所の温風器具は、その大切さを実感させてくれたアイテムです。

食べ物で意識していること|生姜をたっぷり、白湯をこまめに

しょうが

体を冷やさないために、道具だけでなく、食べ物や飲み物でもできることを意識しています。

特に、生姜はかなり多めに取り入れるようになりました。料理に使うときも、少し香りづけ程度ではなく、「今日は多いかな?」と思うくらいたっぷり入れることが増えています。

体の内側からじんわり温まる感じがあり、無理なく続けられるのが生姜のいいところだと感じています。

また、水筒に白湯を入れて、こまめに飲むようにしています。

一度にたくさん飲むのではなく、飲みきったら白湯をつぎ足しながら、一日を通して少しずつ。

冷たい飲み物を控え、温かいものを口にするだけでも、体の冷え方が違うように感じます。

特別なことはしていませんが、こうした小さな積み重ねが、体を冷やさない暮らしにつながっているのかもしれません。

体を冷やさない暮らしは、無理をしない積み重ね

体を冷やさないために、何か特別なことを始めたわけではありません。暖房を我慢するのでもなく、完璧な冷え対策を目指すのでもなく、その時の自分にとって「いちばん楽な選択」を少しずつ積み重ねてきただけです。

一人で過ごす時間は、部屋全体を暖めるのではなく、湯たんぽや足元ヒーター、一人用の毛布で必要なところだけを温める。夕方や家族が集まる時間には、迷わず暖房をつけて、みんなが心地よく過ごせるようにする。

食べ物や飲み物も、生姜を多めに使ったり、白湯をこまめに飲んだり。無理なく続けられることだけを
取り入れています。

こうして振り返ってみると、体を冷やさない暮らしは、「頑張る健康法」ではなく、自分をいたわるための日常の選択なのだと感じます。

60代の体と付き合っていく中で、大切なのは、我慢しないこと、無理をしないこと。そして、続けられる形を見つけること。

これからも、今の体の声を聞きながら、冷やさない工夫を自分のペースで「つみあげて」いけたらと思います。

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