私たち家族は現在神奈川県に、主人の両親は滋賀県に住んでいます。距離があるため、月に一度病院の付き添いと身の回りの様子を見に行くのがここ最近のルーティンとなりました。
年齢とともに、「これからどう暮らしていくのがいいのか」を考える場面が増えてきました。
お医者様からは、食事がきちんととれていないことや生活環境の面から、施設への入所を勧められたこともあります。けれど、義父母は、苦労して建てたこの家に強い思い入れがあります。その気持ちを思うと、簡単に答えを出すことはできませんでした。
今は、地域の支援やサービスを組み合わせながら、できるだけ家で暮らしてもらう形を選んでいます。この選択が正解かどうかはわかりませんが、今の私たちが選んだ「ひとつの形」として、記録しておこうと思います。
家への思いと、施設入所を勧められたときの迷い
主人の両親は、長い時間をかけて苦労して建てたこの家に、強い思い入れがあります。
「この家で暮らしたい」その気持ちは、年齢を重ねるほどにいっそう大きくなっているように感じます。
そんな中で、お医者様から食事がきちんととれていないこともあり、「今の環境では難しいかもしれない」
と、施設への入所を勧められました。
安全や健康を考えれば、その判断が間違っているとは思いません。けれど、家への思いや、住み慣れた場所で過ごしたいという気持ちを思うと、すぐに決断することはできませんでした。
「何が正解なのか」ではなく、「今、何を選ぶのか」。その間で揺れながら、私たちは立ち止まって考える時間が必要でした。
家で暮らすために、支援を組み合わせるという選択
最終的に選んだのは、家族だけで抱え込まず、支援やサービスを組み合わせて自宅で暮らす形でした。まず最初に、担当のケアマネージャーさんについてもらい、二人の生活全体を見守ってもらうプランを一緒に考えてもらいました。
現在は、
- デイサービスに、それぞれ週2日通いお昼ご飯はしっかりと食べてもらう
- 週4日は、お弁当の宅配サービスを利用
- 週2日は、ヘルパーさんに来ていただき、家にある食材で料理を手伝ってもらう
という形で生活しています。
すべてを完璧に整えているわけではありませんが、「食事」と「見守り」を外の力で支えてもらうことで、家での暮らしが成り立つようになりました。
家族が頑張りすぎないことも、長く続けるためには大切なのだと感じています。
「できること」を基準に、今の暮らしを続ける
今のところ、自分でトイレに行けるうちは、二人で家で暮らしてもらおうそう考えています。
一方で、お風呂については心配もあり、入浴はデイサービスを利用してもらっています。
私が様子を見に行った日には、家のお風呂に入ってもらうこともありますが、
今では「デイのお風呂のほうが足を伸ばせていい」と話してくれるようになりました。
無理に「家でなければ」とこだわらず、安心できる方法を選べるようになったことは、私たちにとっても気持ちが楽になる変化でした。
この先、状況が変われば、また考え直すこともあると思います。でも今は、「できること」を基準に、その時々で選び直しながら暮らしていく。それが、今の私たち家族の選択です。
