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外反母趾と向き合いながら、歩き方を意識するようになった話

長年、外反母趾と付き合ってきました。痛みがあるのは当たり前で、靴選びも制限されるものだと、どこか諦めた気持ちで過ごしてきたように思います。

そんな中、最近になって「外反母趾は歩き方の癖が関係しているかもしれない」という考え方を知りました。手術や特別な道具の話ではなく、日常の歩き方を少し意識する、という内容でした。

何十年も続けてきた歩き方を変えるのは簡単なことではありません。
それでも、「今の自分の体と、これからどう付き合っていくか」を考えるきっかけになり、試してみることにしました。

これは、外反母趾を治す話ではなく、私自身が歩き方を意識するようになって感じている変化の記録です。

目次

外反母趾の人に多いと言われている、歩き方の考え方

昔から外反母趾があり、親指の付け根の骨が目立つようになりました。靴選びでは、デザインよりも幅や生地のやわらかさを優先せざるを得ない状態が続いています。

若いころは、見た目重視でヒールの高い靴を履くことも多く、「きっとそのせいで外反母趾になったのだろう」と、長い間思っていました。

当時は、外反母趾という足のトラブルについて深く知ることもなく、痛みがあっても「こんなものかな」とやり過ごしていたように思います。

そんな中、最近YouTubeで外反母趾について話している先生の動画を見かけました。

その先生の考え方では、外反母趾の人はつま先、とくに親指側に力が入りすぎていることが多く、その結果、全体のバランスが崩れてしまうのだそうです。

歩くときにかかとの外側を意識して使い、親指は着地の際に軽く触れる程度にする。そんな歩き方の考え方でした。

「ヒールのせい」だけだと思っていた外反母趾が、日常の歩き方とも深く関係しているのかもしれない。そう感じたことが、この歩き方を意識してみようと思ったきっかけでした。

歩き方を意識してみて、私が感じている変化

歩き方を意識し始めて、まず感じたのは、今までとはまったく違う重心の感覚でした。

これまでは、無意識のうちにつま先、とくに親指側に体重をかけて歩いていたように思います。

かかとの外側を意識するようになってからは、足裏全体で地面をとらえているような感覚があり、歩いていても以前ほど前足部に力が入らなくなった気がしています。

まだ短い期間ですが、親指の付け根の出っ張った部分の赤みが、少し落ち着いてきたようにも感じています。「改善した」と言えるほどではありませんが、今までとは違う変化があることは、自分でもはっきりわかります。

また、靴を履いたときの当たり方も、少し変わったように感じています。同じ靴でも、親指の付け根に意識が集中しすぎず、足が楽に感じる時間が増えました。

歩き方を変えることで、すぐに何かが劇的に変わるわけではありません。それでも、「足の使い方を見直す」という意識を持てたこと自体が、これまでにはなかった大きな変化だと思っています。

体の使い方を見直す中で、
自分の体格やバランスについても
あらためて考えるようになりました。

長年の癖を変えることの難しさと、今続けていること

何十年も続けてきた歩き方を変えるのは、思っていた以上に難しいと感じています。

意識しているときは、かかとの外側を使って歩けていても、気がつくと、また以前の歩き方に戻ってしまっていることがあります。

特に、急いでいるときや、考え事をしながら歩いているときは、無意識の癖が出やすいようです。

それでも、「完璧にできなくてもいい」と思うようにしています。常に正しい歩き方を続けることよりも、思い出したときにまた意識を戻す。今は、その繰り返しです。

外を歩くときだけでなく、家の中を移動するときや、近所へのちょっとした外出でも、できるだけかかとの外側を意識するようにしています。

一度で身につけようとせず、少しずつ。体に覚えてもらうような感覚で、続けていけたらと思っています。

外反母趾を「治す」ためというより、これから先も自分の足で歩き続けるために。今の体と向き合いながら、できることを積み重ねていく。

そんな気持ちで、この歩き方を意識する習慣を続けています。

※この内容は、私個人の体験によるものです。痛みや症状が強い場合は、専門医に相談することが大切だと考えています。

歩き方を意識することで、日常が少し変わってきた

外反母趾と向き合いながら、歩き方を意識するようになってから、日常の中に小さな変化を感じるようになりました。

「ちゃんと歩かなきゃ」と力を入れるのではなく、かかとの外側を意識するだけ。それだけで、散歩の時間が以前よりも少し楽しく感じられるようになっています。

歩くこと自体が負担ではなく、気分転換やリフレッシュの時間になってきたことは、自分にとって意外で、うれしい変化でした。

また、重心を意識するようになってから、「姿勢がよくなったね」と声をかけてもらうこともありました。自分では気づいていなかった変化を、周りの人に教えてもらえたことは、続けていく励みになっています。

何十年も続けてきた歩き方を変えるのは簡単ではなく、今でも、気を抜くと元に戻ってしまいます。
それでも、「できるときに思い出す」「また意識を戻す」その繰り返しでいいのだと思っています。

外反母趾を治すことよりも、これから先も自分の足で心地よく歩き続けること。そのために、今の体と向き合いながら、無理のない形で続けていく。

そんな歩き方との付き合い方を、これからも自分なりに「つみあげて」いけたらと思います。

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