60代に入るまで、正直なところ、歩き方についてあまり意識したことはありませんでした。
年齢を重ねると、歩幅が狭くなる、歩くスピードが遅くなる、足が上がりにくくなって転びやすくなる。
そんな話はよく耳にしていましたが、どこか「まだ先のこと」のように感じていたのです。
私自身も、普段は元気に歩いているつもりでした。けれど、あるとき後ろ姿を動画で撮ってもらったことをきっかけに、自分の歩き方に癖があることに気づきました。
まっすぐ歩いているつもりでも、体のバランスが崩れていたり、無意識のうちに楽な歩き方をしていたり。「これは、今だからこそ意識をもって歩き方に向き合ったほうがいいのかもしれない」そう感じるようになりました。
この記事では、60代に入ってから気づいた歩き方の変化と、これから意識していきたいことを、自分の体験を交えながらまとめています。
60代になると歩き方が変わると言われる理由
60代から年齢を重ねるにつれ、歩幅が狭くなる、歩くスピードが落ちる、疲れやすくなる、足が上がりにくくなる。そんな話をよく耳にするようになります。
正直なところ、私自身は「そうなんだろうな」と思いながらも、どこか他人事のように受け止めていました。
普通に歩けていると思っていたので特に意識はしていませんでした。
けれど、年齢を重ねるにつれて、筋力や柔軟性、体のバランスは少しずつ変化していきます。自覚がないままでも、歩き方にはその変化が表れやすいのだと感じるようになりました。
後ろ姿を見て気づいた、60代の歩き方の癖
私がはっとしたのは、後ろ姿をスマホ動画で撮ってもらったときでした。
まっすぐ歩いているつもりでも、実際に見てみると、左体重が偏っていたり、姿勢が崩れていたり。
自分では気づいていなかった癖が、後ろ姿にははっきりと映っていました。
まお恥ずかしいですが、客観的に自分の歩き方を確認する良い方法ですよ。
正面から鏡を見ることはあっても、歩いている後ろ姿を見る機会はほとんどありません。「歩き方は、自分では気づきにくいものなんだ」そう実感した瞬間でした。
歩く距離が増えてわかった、体のバランスの変化
外に出る機会が増えたことで、以前より長い距離を歩くようになりました。
その中で、歩いた後の疲れ方や、足や腰の違和感を感じることが増え、体のバランスについて考えるようになりました。
無理をしているつもりはなくても、体は正直にサインを出してくれます。
「今までと同じ感覚で動いているけれど、体は少しずつ変わってきている」そう受け止めることが、大切なのだと思うようになりました。
60代から意識したい、歩き方のポイント
今、私が意識しているのは、正しい歩き方を無理に作ることではなく、体に少しずつ覚えてもらうことです。
- 背筋を伸ばして歩く
- 歩幅は意識して、きついと感じる少し手前まで広げる
- 足元ばかりを見ず、あごは軽く引いて少し先を見るようにする
- かかとから着地し、つま先で軽く蹴り出す
- 左右どちらかに偏っていないか、左右均等を意識して歩く
ほんの少し意識するだけでも、歩き方は変わってくるように感じています。
スリッパを履いて歩いたときにずりずりと音が鳴る場合は、足がきちんと上がっていないサインとも言われています。自分の歩き方を見直す、ひとつの目安になるかもしれません。
今の自分の歩き方が、これから先の自分につながっていく。そう意識するようになってから、体のメンテナンスも少し前向きに、楽しく考えられるようになりました。
歩き方に気づくことは、60代の体を整える第一歩
歩き方に目を向けるようになって、体のメンテナンスについて
考えるようになりました。
60代は、何かを諦める年代ではなく、これからも外に出て、自分らしく過ごすために体を整えていく時期なのだと思います。
歩き方に気づくことが、60代の体を整える第一歩だと感じています。これからも、無理をせず、日常の中で少しずつ意識しながら、体との付き合い方をつみあげていきたいと思います。





