日本では江戸時代から子供の遊具として親しまれてきた「竹馬」。
バランス感覚を養うのに最適な遊具です。しかしすぐに乗れる遊具ではないので、根気よく毎日練習をしなければいけません。
竹馬に乗れるコツをお子様に教えてあげることで、よりスムーズに乗れるようになります。
努力の末に竹馬に乗れる達成感や成功体験はお子様のかけがえのない財産になることでしょう。
今回ご紹介するのは、私の子供(花子)と実際に行った竹馬の練習法です。夏休みの自由課題で練習法を書き記していましたので子供の絵と共にご紹介します。
竹馬の練習方法
いきなり竹馬に乗ることは不可能に近いです。竹馬はステップを踏みながら練習をしていきましょう。
実際に私が乗れるようになった方法です
練習場所
公園など安全を確保された場所で練習をします。
竹馬が乗れるまで、竹馬からバランスをくずして落ちてしまうことが多いので、コンクリートではなく、平たい土の上がおススメです。
練習方法
ステップ1:竹馬の上に乗る感覚をつける
まずは竹馬の上に足を置いてみる練習です。ここでは歩くということではなく、竹馬に乗った感触を身に着けていきます。
できれば竹馬の足掛けと同じ高さの台から竹馬にのります。地面から乗ると、どうしてもバランスが上手くとりづらいからです。
ステップ2:壁にもたれて足踏み練習
次に竹馬に乗って、大きな木や壁にもられて足踏み練習をしていきます。
最初は低く足踏みをし、次第に足を高くしながら足踏みをしていきます。
ステップ3:竹馬で歩く練習(補助つき)
竹馬で歩く練習をするために、最初は家族の人や大人の人に手伝ってもらいましょう。
竹馬を支えてもらって乗る練習です。どうしても足元を見てしまいがちですが、支えてもらう人の顔をみながら進んでいきましょう。
その際は「1,2」「1,2」と声をかけながら進むとやりやすくなりますよ。
ステップ4:竹馬で長い距離を歩く練習(補助つき)
支えてもらいながら、長い距離を歩いていきます。前に重心をおくことを意識して進みます。
後ろに重心がそれると前に進めなくなるからです。掛け声も忘れずに。
ステップ5:ひとりで竹馬を乗る練習
手伝ってもらったことを思い出しながら、まず1歩乗って降りるを繰り返します。
ステップ5:ひとりで竹馬を歩く練習
あとはひとりで少しずつ距離を伸ばしていきます。前に重心をのせることを忘れずに。
上手くなるとジャンプやお友達と竹馬じゃんけんなどできるようになりますよ。
竹馬のコツ
竹馬にはコツがあります。
お子さんを指導する場合、次のことを伝えてあげると早く上達します
- 重心は常に前(つま先)
- 竹馬は少し前に傾ける
- 歩く時は常に視線は前に
- 手足は同時に前に出す
- 棒の手の位置は胸の辺りでしっかりと握る
- 「1,2」「1,2」とリズムをつける
竹馬のメリット
竹馬を自由に乗れるようになると次のようなメリットがあると考えられています。
- 背筋や腹筋などが自然とつき体感が鍛えられるため良い姿勢になる
- 平衡感覚がつき体幹がよくなる
- カラダ全体が刺激されるのでスポーツが得意になる
よく武士のような姿勢だと言われます(笑)
竹馬はどこで買う?
日頃あまり目にすることのない竹馬。昔は竹で作っていた竹馬ですが、どこで手に入れたらいいのでしょうか?
ネットでAmazonなどのネットでカンタンに購入できます。
他にはトイザらスやホームセンターなどでも一部店舗で販売しています。
竹馬についてまとめ
子供の成長期に体験させてあげたい竹馬。
我が家の場合、おじいちゃんお手製の竹馬に乗りたいと始めた練習でしたが、上手になるとまるで歩くように竹馬で移動するから驚きました。
その後、中学高校はバレーボール部で、あらゆる体制で正確なトスをするセッター、大学は弓道部で過ごした4年間。体幹づくりは実は竹馬のおかげだったのでは…?とこの記事を書きながら思いました。
ぜひ親子で新しいチャレンジをしてみませんか?