高齢の親と迎える夏|毎年繰り返す「夏支度」で気をつけていること

高齢の親と迎える夏|毎年繰り返す「夏支度」で気をつけていること

夏が近づくと、毎年気になることがあります。

実家へ行くと、冬用の寝具のままだったり、冬服を着ていたり…。エアコンも「もったいないから」と我慢し、食べ物の保存方法にも少し心配な場面が増えてきました。

以前は当たり前にできていた季節の衣替えや暑さ対策も、年齢とともに少しずつ難しくなってきたように感じます。

今回は、私が毎年主人の実家で行っている「夏支度」と、高齢の親と夏を迎える中で気をつけていることをお話しします。

目次

冬の寝具を片付けて、夏仕様に衣替え

暑くなってくると、まず気になるのが寝具です。実家へ行くと、今年も冬用の敷きパッドに毛布がそのまま使われていました。見ているだけでも暑そうですが、義母はあまり気にならない様子です。

毎年この時期になると、寝具を夏用へ交換するのが私の役目になっています。

衣類も同じです。夏用のズボンを出して、冬物は洗って片付けます。ところが翌日には、洗濯したばかりの冬用のズボンを履いていることがあります。自分でたたんでしまうと、夏物と冬物の区別がつきにくくなるようです。

そこで最近は、冬物は風呂敷にまとめて押し入れの奥へしまい、簡単には取り出せないようにしています。

こたつは「まだ寒い日があるから」

こたつ

こたつも毎年悩みます。ゴールデンウィーク頃になると片付けようとするのですが、義母は決まって、

「まだ寒くなる日があるから置いておいて」と言います。

確かに5月や6月でも肌寒い日はあります。

その気持ちはよく分かるのですが、そのまま暑い季節になってしまうこともしばしば。

義母を見ていると、寒さへの備えはとても大切にする一方で、暑さへの備えは後回しになりがちなように感じます。

エアコンをつけるのをためらう母

エアコンをつけるところ

実家には、お掃除機能付きの新しいエアコンがあります。

それでも義母は、「電気代がもったいない」と言って、できるだけ使わずに過ごそうとします。

ようやくエアコンをつけても、冷やすのは居間だけ。

台所は窓を開けるだけなので、真夏は熱風が入ってきます。

居間と台所の間のドアを開ければ、冷たい空気が流れてずいぶん過ごしやすくなるのですが、それもあまりしません。

ヘルパーさんが来てくださる日などは、「暑くないだろうか」と気になってしまいます。

夏は食べ物の保存も心配になる

炊飯器のごはん

暑くなると、食べ物の保存も気になります。

義母は食べ終わったおかずをそのまま水屋(食器棚)にしまったり、ご飯を炊飯器に入れたままにしていたりすることがしばしばあります。

以前なら気にならなかったことも、近年の暑さでは心配になります。

そこで、ご飯は一膳ずつラップに包み、冷凍する方法を一緒に繰り返しています。

「こうすると温めるだけだから楽だよ」

そう話しながら何度も一緒にやっていますが、できる日もあれば、炊飯器にご飯が残ったままの日もあります。

一度覚えれば終わりではなく、その都度一緒に確認しながら習慣にしていけたらと思っています。

夏支度は親のためでもあり、自分が安心するためでもある

軒先の風鈴

毎年、同じことの繰り返しです。

寝具を替え、衣類を入れ替え、エアコンの使い方を確認し、ご飯の保存を一緒にする。

以前は母が当たり前にやっていたことを、今では、私がやらなければ寝具も衣替えも、そのまま季節が過ぎてしまいます。

「できなくなった」と考えるより、「一緒にやれば安心して夏を過ごせる」と考えるようになってから、私の気持ちも少し楽になりました。

今年の夏も、無理をせず元気に過ごしてくれたら、それが何よりの願いです。

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この記事を書いた人

還暦を迎えたばかりの60代主婦です。
体の変化を感じつつ、
おしゃれやカフェ、展覧会、旅も楽しみたい。

家族の健康を気にかけながら、
無理なく続いたことを
「つみあげ」として書いています。

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