どんなに好きなことでも、大人も子供も集中力が続く時間には限りがあります。
一般的に、幼稚園の年長さんなら5~6分程度。小学生なら10分~20分程度。大人でも30分~50分程度といわれている集中力。
しかしこの集中力は毎日の習慣と学習方法でより力を伸ばせます。
集中力は限られた時間で、より効率的に学ぶことができるぜひとも、身に付けたいスキルです。
集中力向上の習慣
「お子さんが小さい時から集中力がなくて」と嘆かれる方もおられます。
集中力はトレーニングで向上するものだと考えられています。まずは集中力を向上させる習慣を身につけておきましょう。
姿勢を良くする
机に座った時、足を組んだり、猫背になったりしていませんか?
意外かもしれませんが、集中力と姿勢は関係があります。集中を要する書道や剣道などの武道は、とても姿勢を重要視しますよね。
姿勢を正すことで、頭から足まで巡りが良くなり集中力が向上します。まずは、姿勢を良くするという習慣を身につけてみてください。
自己暗示で能力を高める
梅干しを想像するだけで唾液が出るのは、イメージだけでカラダが反応します。
イメージすることで自己暗示にかけ、能力以上の力を発揮できます。アスリートもこのイメージトレーニング(イメトレ)を実践し、能力を高めていることは有名なお話。
あらゆる場面でイメージする習慣をつけることで、集中する能力が高められます。
声に出したり、紙に書き出してみたりするのもおススメ。
集中力を高める効果的な学習方法
【集中力を高める学習方法】
- 短い時間の設定をする
- シンプルな学習環境を作る
- 学習計画をたてる
- 達成感でモチベーションを上げる
短い時間の設定をする
最初は10分の集中タイムからスタートしましょう。冒頭でお伝えしたように子供の集中力は意外と短いものです。最初から無理をせず少し物足りない位でOK!
こまめに休息をとりながら進めます。
「もう少しやりたいな」と思わせるくらいがちょうどいい感じかもしれません。時間制限を設けることでよりより集中力が高まります。ダラダラは良くありません。
大人だって仕事も就業後に予定がある時のほうが、就業時間内に集中して仕事に取り組めたりしますよね。同じことですね。
シンプルな学習環境を作る
机周りはシンプルに、環境は集中力をつける上で重要な項目です。
当然、漫画やスマホなど手に届く場所には置かない方が良いでしょう。要らないものは、まとめてBOXに入れておくのがおススメ。
リビングでテレビをつけたままや、兄弟が騒いでいる環境では集中できません。
また、より集中力を高める方法として「卓上鏡」を机においてみましょう。だらけている自分を客観視することで、集中できるアイテムです。
学習計画をたてておく
意識を集中するためには、やるべきことを学習前に予定をたてておくこと。
座ってから「今日は何をしようか?」「これもやらなきゃ」「あれも大切」など考えることでどんどん集中力が削がれることに……。
予め作っておいた予定表をこなしていくだけで、やるべきことだけに集中できます。
達成感でモチベーションを上げる
学習内容は自分のレベルにあったもので進めるのが大切。難しすぎても、簡単すぎてもいけません。
「これは面白い」「もっとやってみたい」「なんとか解決したい」と思えることが大切。
成功体験や達成感がモチベーションとなりより集中できるようになります。
集中力を高めるおすすめの本
集中力について参考になった私のおすすめ本をご紹介します。メンタリストDaiGoさんの代表作「自分を操る超集中力」。
短時間で効率的に仕事をこなすDaiGoさんの超集中力の方法。ロジカルにわかりやすく説明してくれています。
集中力を自在に操る3つのルールをはじめ、「机のまわりに置くべきカラーリングは?」「食べ物は何を食べたらいいのか」など具体的なことまで。読んだ日からすぐに実践できそうです。